新曲の解説 後半

バロンと世界一周楽団のニューアルバム「sauce&shoyu」の曲解説後半です。

世界一周楽団のブログはこちらです。http://sekai-issyuu.jugem.jp/?eid=52

6. obligado

4年前に浅草の木馬亭で音楽劇「ウクレレ情話・冗話」を上演しました。1週間興行という僕にとっては大きな舞台でした。この音楽劇のテーマソングがobligadoでした。ゲストで出演してもらったのがミュージシャンで役者でもある伊藤ヨタロウさん。曲が先にできて、歌詞をどうしようかと思ってヨタロウさんに相談していたら、一緒に飲みに行った居酒屋の隣の席でヨタロウさんが突然書き出したのがこの詞の原型でした。

ポロリン つまびきゃふわりと飛ぶよ 僕のブルー オブリガード 感謝してるよ君に my lord, my road.

言葉にならない思いがメロディーになって曲ができる時がありますが、ヨタロウさんの詞はそのメロディーの思いをそのまま言葉にしてくれた感じがします。

曲のリズムアレンジはギターの八木橋恒治のアイディアです。

 

7. my sister is a burlesque dancer

10年ほど前に、バーレスクダンサーになったばかりの妹のショーを観にいった時の嬉しさ半分、驚き半分、合わせて兄の心は微妙な気分が歌になりました。上京したばかりの頃、当時まだあった渋谷の老舗シャンソンバー青い部屋で毎月「キャバレー青い部屋」が行われていて僕もよく出演していました。青い部屋でたくさんのバーレスクダンサーに出会いました。今、大活躍の紫ベビードールやチェリータイフーンもそこで踊っていました。本当に楽しい酒と薔薇の日々でした。ヴォードヴィルにセクシーさ、艶笑が加わるとバーレスクになります。Casino Folliesもバーレスクと出会ったから始めたイベントです。

みんな産まれてきた時は裸だった。あなたも僕も。みんな幸せになるために生まれてきた。I am so proud of my sister.

ライスザフロッグママもよろしくお願いします。

 

8. everyday is somebody`s happy birthday

毎日誰かの誕生日。毎日世界中のどこかで誰かが産まれる。顔も知らない、会ったこともない、国も言葉も肌の色も違うけれど今日はその誰かの誕生日。どんな人種も宗教も文化も、新しい命が産まれればお祝いをします。その瞬間は誰もが幸せになります。日本、アメリカ、中国、韓国、北朝鮮、世界のどこにだってそこに住む人の尊い命の営みがある。戦争したい市民はいない。遠い海の向こうの、国境の向こうの、知らない誰かのために毎日をもし祝えたのなら、平和ですね。

 

9. the house

誰にとっても「家族」という存在は一生ついてまわる人間関係です。特別なものであると同時に、その存在のせいでずっと苦しんでいる人もいる。理想の家族って何だろうか。少なくとも、誰かが決めた理想像みたいなものを押し付けられるべきではないと思う。それぞれが自分の経験と葛藤を積み重ねて育てていく姿なんだと思います。絆と傷那は常に同居している。傷那(造語)

 

10. futoshita・ふとした

夕陽が落ちていく東京の空、太陽の赤と夜の黒と街の灯が混ざっていくあの紫色の空を眺めていて、ふとした時に浮かんだメロディー。ドラムの熊谷太輔のアイディアを元に世界一周楽団でアレンジしたら、荒野を馬に乗って夕陽に向かって走っていくような、マカロニウエスタン風になりました。この曲をテーマにしたライブをいつか、やりたいと思っています。

 

以上曲解説の後半でした。CD楽しんでください。

 

All songs written by BARON except track 6 lyrics by Yotaro Ito

作詞作曲:バロン(6曲目「obligado」作詞:伊藤ヨタロウ)

All songs arranged by Around The World Orchestra 編曲:バロンと世界一周楽団

 

BARON / バロン:Vocal, Ukulele

Jordon / ジョーダン:Trumpet, Chorus

Saeko Kurokawa  / 黒川紗恵子:Clarinet, Percussions on M1, Chorus

Kouji Yagihashi / 八木橋恒治:Guiters, Chorus

Hiroo Miyasaka / 宮坂洋生:Bass, Chorus

Daisuke Kumagai / 熊谷太輔:Percussions, Chorus