日の出

2017年は溶解マールイの「日の出」と共に幕が開きました。

溶解マールイは川村知家、平山葉子、三井耶乃の3人による若手の演劇トリオです。

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まだとても暑かった去年の夏に突然、したまち演劇祭2017に参加する彼らの作品への出演オファーをもらいました。木蔭が産まれる前だったな。

正直、その時はまだ彼らの芝居を観たことがなかったので、どう返事していいか分からなかったのです。でも熱心に僕のライブに足を運んでくれて、企画書や台本をもらって、何度かコミュニケーションをとるうちに何だかだんだんと、マールイの3人が楽しそうだなと思うようになってきました。出会いって面白いですね。あと思いが誠実であればちゃんと伝わってくる。会場が浅草の見番だったのも僕の気持ちを後押ししました。だって5年前にジョーダンと喜劇・七つの大罪をやった所ですから。

出演を快諾し、稽古開始。稽古はたくさんしました。朝早くからしました。

「日の出」は3部構成で、僕は1幕目の「ランプの夜」という新美南吉の話に主に出演しました。ここで紹介したいのが演出家の岡田和歌冶さん。彼との出会いも面白かったです。自分と同い年。演出がアヴァンギャルドというか、常に360度の方向性と共に作るというか、それはなかなか決まらないという事なんだけど、アイディアを出しては変え出しては変えて、惜しみ無く次にいくスタイル。結果、上質な音楽劇になりました。子供が大人と一緒に笑える音楽劇になりました。僕は旅人役で、お芝居したり、パントマイムしたり、演奏したり歌ったりとまさにヴォードビルを生かせる役で楽しかったです。

稽古をするうちに、マールイが言いたいことや伝えたい言葉が見えてきて、そんな彼らの言葉のかけらと自分の言葉を組み合わせていったら「日の出」のテーマ曲になりました。今回の書き下ろしソング。いい感じです。芝居を観れなかった方のためにも、いつか録音しようという話になっていますのでお楽しみに。ランプの夜の最後に歌った曲も入るでしょう。お楽しみに。

とにかくマールイの3人はその人柄とセンスで人がどんどん集まってくる。お陰で色々な人に出会えました。

今回一緒に舞台に立った仲間のキャストは

川村知家(マールイ)

平山葉子(マールイ)

三井耶乃(マールイ)

圓谷健太

小野紗知

呉林樹一

田中達也(劇団ペリカン)

二神光

宮川智司

全員、年下。若い!元気!これから活躍する役者さんです。ありがとう。楽しかったよ。

スタッフ

【総合演出】 岡田和歌冶(雲の劇団雨蛙)

【創作・構成】 溶解マールイ

【宣伝美術・監修】 山内康揮

【写真】 近藤信也

【CM制作】 末久宙(THE PREMIERE)

みなさん、お疲れ様でした。そしてご来場いただいた300人近いお客様には感謝。素晴らしい公演でした。

マールイありがとう。今後も期待しています。したまち演劇祭が来年も盛り上がっていきますように。

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マールイ宇宙のここらへん なんかようかい 夜は明けた

流れるままに フラフラ 出会った。